ルートインBCリーグ - MiCATAの活用事例

MiCATAの活用事例

ルートイン
BCリーグ

事務局・運営主任 渡邊さま インタビュー

渡邊 真帆さま
ルートインBCリーグ
事務局・運営主任

順天堂大学卒業後、一般企業への就職を経て、株式会社ジャパン・ベースボール・マーケティングに入社。
現在は事務局・運営主任として、リーグ運営に関わる業務全般を担当している。

現在の役割・仕事内容は?その中で、重要なことや求められるスキルは?

各球団の代表とコミュニケーションを取り、円滑に試合を実施ルートインBCリーグの事務局・運営主任として、リーグの運営に関わる業務全般を担当しています。弊リーグには現在12球団が所属していますが、各球団の代表とコミュニケーションを取りながら、円滑に試合を実施することが主な仕事です。
弊リーグは『ふるさとの全力プロ野球』をコンセプトに、地域の住民や地元企業に愛され、応援される「地域に密着した野球リーグの実現」に向けて活動しています。近年は、強豪大学から入団する選手や弊リーグを通じてNPBチームに入団する選手が増加傾向にあり、そしてNPBやメジャーリーグで活躍した名選手が入団するケースも出てきています。
個人的には、リーグ運営という仕事の根幹は「コミュニケーション」だと思っています。各球団にストレスを感じさせることなく、様々な調整をしながらリーグ戦を円滑に実施することを意識していますが、その中では日々いろいろなことが起こります。球団のこと、ファンの方々のことを考えながら、最適な方法を考えて運営していくためには、コミュニケーション能力が本当に重要と感じています。

現在の職についたきっかけは?

好きなスポーツを聞かれると「野球!」と即答ルートインBCリーグ野球が大好きな家族の影響からか、小さな頃から野球に触れる機会が多く、気づけば好きなスポーツを聞かれると「野球!」と即答するようになっていました(笑)家族で東京ドームに試合観戦に行ったり、学生時代は球場でアルバイトをしたりと、常に身近なところに野球があったと感じています。
特に、試合会場の雰囲気がとても好きだったんです。みんなが高揚感に溢れ、ワクワク・ソワソワしているようなお祭りに似た感覚が楽しくて、その雰囲気を創ることを仕事にできたらきっと楽しいだろうな、と感じていました。
進学した順天堂大学でもスポーツマネジメントを研究していましたが、在学中に母が弊リーグ代表の先輩であることを知ったんです。これはチャンスだ!と思いすぐに話を聞きに行きましたが、残念ながら新卒採用は行っておらず、卒業後は一般企業に就職しました。1年目を終える頃に代表から連絡をいただき、今の仕事に就くことができました。

気象情報は、以前から気にされていましたか?

球場に来られるファンの皆様の『安全を確保する責任』ルートインBCリーグ弊リーグはNPBとは異なり、全ての試合が屋外球場での実施となります。各球団が保有している野球スタジアムではなく、地域の野球場で試合を行うため、天気の影響で試合が中止・延期となるケースは多く発生します。
試合が延期になった際には、チームに大きな影響が出ます。ビジターに遠征しているチームが現地で一泊し翌日に開催するのか、それとも一度ホームに帰り、改めて日程を調整するのかといった、各球団の運営コストにも影響が出る重要な判断をすることもあります。
また、試合の開催可否に関する情報をファンの皆様に向けて、HPやSNSで配信していく必要もあります。中には、遠方まで足を運び応援に来てくださるファンの方もいらっしゃるので、いち早くファンの皆様に情報をお届けすることが大事と感じていますし、そのためには気象情報のチェックは欠かさず毎日行っています。
ホーム球団及びリーグ事務局には、球場に来られるファンの皆様の『安全を確保する責任』があります。皆様に愛され、応援されるリーグを創るためにも、気象情報は運営に不可欠な情報です。

MiCATAを導入する前は、どのように天気を調べていたのでしょうか?

時間をかけてインターネットで各試合会場の天気を確認今までは、スマートフォンの天気アプリや、インターネットで各試合会場の天気を確認していました。言葉にするとすごくシンプルな作業なのですが、これが実はストレスが多く時間がかかる作業なんです。リーグ期間中は1日5~6試合行われることもあるため、全ての試合会場の天気を検索・確認すると時間がかかり、非効率な作業でした。先程申し上げたように、試合が中止・延期となった場合は「HPやSNSでの情報配信」や「振替日の調整」「チームとの連絡」など様々な対応が発生します。試合日程に合わせて、複数の会場の天気を一度に確認できる方法は無いかを考えていました。

MiCATAの導入後、どんなことが変わりましたか?一番のエピソードは?

スポーツのリーグ運営に特化した天気サービスホームタウンとの気温差や遠征先の天気を伝えるMiCATAでは、試合のスケジュールを登録しておけば、その日の試合が行われる会場の天気を一度に確認することができます。これまでかかっていた手間と時間を一気に削減できる、まさに『スポーツのリーグ運営に特化した天気サービス』だと感じています。
また、この情報を各球団とも共有できることも魅力の一つだと感じています。球団は各試合会場を調べずともMiCATAで確認することができます。連戦の際も一目で各会場の天気を確認することができとても便利です。さらに、同じ情報を見ることによりある程度リーグ内で「基準を統一できること」も便利な点の一つです。

今後のチーム/個人的な目標を教えてください。

ふるさとの全力プロ野球私達のリーグは、規模ではまだまだNPBにはかなわないと感じています。しかし、我々の規模だからこそ、我々にしかできないことがあると思います。それこそが、コンセプトとして掲げている『ふるさとの全力プロ野球』、すなわち『地域に根付く野球リーグを創り上げること』です。試合が終われば、選手が門の前でファンの皆様をお見送りしたり、野球教室を行ったり、常に地元の人たちに愛されるリーグでありたいと思っています。ぜひ、一度試合を見にきてください!ルートインBCリーグにしかない、暖かい雰囲気を感じて野球を楽しんでいただければ幸いです。

天気は味方にする
言い訳にしない

運営会社

株式会社ウェザーニューズ
株式会社ウェザーニューズ
スポーツ気象チーム

ウェザーニューズは2015年から、天気を味方につけ、スポーツの戦術/戦略に気象情報を活用する「スポーツ気象」に取り組んできました。

選手・チーム支援実績

2015年にラグビー日本代表チームをサポートしたことからはじまり、トライアスロン、セーリング、ホッケー、野球、サッカー、マラソン、ゴルフ、自転車、テニスなどサポートする競技、チームが広がっています。

大会運営支援実績

1983年に野球場からはじまり、プロ野球、Jリーグ、トップリーグ、熱気球、エアレース、ヨットレースなど様々な大会の運営をサポートしています。

スポーツ気象Labo

ウェザーニューズが、代表チームやプロチームと取り組んできた「最良の準備をするための気象情報の活用」「試合に勝つための気象情報の活用」や、熱中症の発生リスクを軽減させる暑熱対策の秘訣など、スポーツをする方にとって役立つ情報を公開しています。

MiCATA 大会運営支援版

ウェザーニューズは、これまで多数の国内/国際的スポーツ大会において、大会が安全に運営できるよう気象の側面からサポートを行ってきました。そのノウハウを最大限に利用することができるスポーツの大会運営に特化した気象情報サービスです。

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