立教大学 サッカー部 - MiCATAの活用事例

MiCATAの活用事例

立教大学
サッカー部

コーチ 飛田さま インタビュー

飛田 晃典さま
立教大学 サッカー部
コーチ

立教池袋中学校の部活動でサッカーを始め、立教大学入学後に学生コーチとして指導者のキャリアをスタートする。
大学卒業後は大学院に進学しながら、同大学のコーチを継続して務め、現在も大学サッカーの最前線で指導にあたっている。

チームの中での役割・仕事内容は?その中で、重要なことや求められるスキルは?

約160名のプレーヤーと共に勝利を取れるように日々指導160名のプレーヤーと共に勝利を取れるように日々指導現在は立教大学体育会サッカー部で、フィールドプレーヤーのコーチを務めています。
本学サッカー部は現在、関東大学サッカーリーグ2部に所属しており、東京都大学サッカーリーグ1部から昇格して3年目になります。ようやく2部に定着しつつあるため、現在は2部に定着し上位に食い込むこと、1部への昇格を目標に活動しています。
部員数はプレーヤーが約160名と多くマネジメントが大変ではありますが、少しでも多くの勝利をプレーヤーと共に勝ち取れるように日々指導にあたっています。

コーチになったきっかけは?

コーチとして仲間になって欲しい元々は中学校の部活動でサッカー部に入り、選手として高校卒業までの6年間を過ごしました。実はその頃からコーチングに興味を持っていたのですが、大学に入学した際に入部しようか迷っていたときに、部の監督やコーチ、先輩方が「コーチとして仲間になって欲しい」とメッセージをくださり、学生コーチとして指導者になりました
1年生の時は、自分がプレーしていない中で先輩や同期に対して意見を言うことができずに悩んだ時期もありましたが、その分「信頼されるコーチになりたい」と勉強もして、次第に思ったことを伝えられるようになりました。

指導者として大切にしていることは?

「全てをコーチがやるな」ということ色々な競技の指導者の本や記事を読んで勉強することも多いですが、感銘を受けたのは、プロ野球で監督を務めた落合博満氏が仰っていた「全てをコーチがやるな」ということです。
コーチが全てを指示してしまうと、選手の「考える力」を養うことができないため、選手が自分で考える「余地」を残すように意識しています。その分、選手の行動やサッカーに臨む姿勢の変化、スキルの向上については常に注視していますし、何かを聞かれた際にはしっかりと答えられるように、知識のインプットも継続的に行っています
また、落合氏も仰っている「選手を好き嫌いしないで平等に評価する」という点で、コーチとしてのプロ意識を感じますし、私もその部分を意識するようにしています。

サッカー監督では、モウリーニョ監督のスタイルに憧れを持っています。監督としてのプロフェッショナルな姿勢を貫ける精神力の強さに魅力を感じています。

気象情報は、以前から気にされていましたか?

勝利に導く役目のコーチとしては、天気は必ず確認が必要な情報勝利に導く役目のコーチとしては、天気は必ず確認が必要な情報サッカーという競技は基本的にどのような気象条件下でもゲームが行われるため、天気は関係ないと思われがちですが、指導者にとっては全くそのようなことはありません。日々の練習から、とても気にする情報の一つです。
それは、気象条件によって選手の練習に対する集中力が大きく影響を受けるからです。例えば風が強い日の練習では、自分の順番が回ってくるまでの待ち時間が長いと、一気に選手の集中力が低下する傾向があります。従って、なるべく待ち時間を作らずに全員が動き回るようなメニュー構成にすると、そのような気象条件下でも質の高いトレーニングを行うことができます。また、気温が低い雨の日の練習では、長時間練習を行うと身体が冷えて練習の強度も上がりづらく、翌日のコンディションにも悪影響を及ぼす可能性があるため、練習時間をコンパクトにして、強度の高い練習を行う必要があります。
一方で、水溜りができると、スライディングの練習など怪我のリスクを軽減できるメニューも出てくるという側面もありますので、天気によって日々の練習内容は変わっていくものだと強く感じています。チームを強化し、勝利に導く役目のコーチとしては、天気は必ず確認が必要な情報だと考えています。

MiCATAを導入する前は、どのように天気を調べていたのでしょうか?

無料の天気サイトを使っていました元々はスマートフォンで無料の天気サイトを使っていました。特段、不便な点は感じていませんでしたが、とにかく部員が多いため、気温が低い日の練習でも天気予報を確認せずに薄着の選手が少数いることなどは、コンディション管理の側面から少し気にしていました。

MiCATAの導入後、どんなことが変わりましたか?一番のエピソードは?

こんなに事前の準備を変えることができるんだ!我々のチームでは現在、MiCATAを「練習スケジュールの共有サイト」として使用しています。
元々はExcelで各チームごとの練習スケジュールを作成・共有していたのですが、現在は学生何人かで「MiCATAのスケジュール登録係」を設置し、スケジュールを登録して全部員に共有しています。
私のようなコーチはもちろん、選手にとっても「自分の練習スケジュールを確認する際に一緒に天気を確認できる」ことはとても有効だと感じています。天気が確認できることによって、選手も服装だけでなくメンタル面でも準備して練習に望むことができるようになりました。

また、元々、部の公式HPにも練習予定をアップしていたのですが、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて練習や試合のスケジュールを公表することができなくなってしまいました。部員の中には、HPで練習時間を確認する選手もいたため、別のツールを探していたところ、MiCATAの存在を知り、使ってみたら「予定と一緒に天気が確認できるだけで、こんなに事前の準備を変えることができるんだ!」とびっくりしました。

今後のチーム/個人的な目標を教えてください。

全員攻撃全員守備立教大学体育会サッカー部は「全員攻撃全員守備」を強みとしており、チーム全員が攻守に関わりアグレッシブなサッカーを展開することを目指しています。粘り強く、相手よりもハードワークするためには「事前の準備で相手を上回ること」が大切だと考えています。
万全の準備ができて初めて選手は最高のパフォーマンスを出せると思うので、MiCATAで天気を確認しながら、日々の練習・試合に向けて準備を積み重ね、一歩ずつ「強い立教」に向けて成長していきたいと思いますので、応援よろしくお願い致します!

天気は味方にする
言い訳にしない

運営会社

株式会社ウェザーニューズ
株式会社ウェザーニューズ
スポーツ気象チーム

ウェザーニューズは2015年から、天気を味方につけ、スポーツの戦術/戦略に気象情報を活用する「スポーツ気象」に取り組んできました。

選手・チーム支援実績

2015年にラグビー日本代表チームをサポートしたことからはじまり、トライアスロン、セーリング、ホッケー、野球、サッカー、マラソン、ゴルフ、自転車、テニスなどサポートする競技、チームが広がっています。

大会運営支援実績

1983年に野球場からはじまり、プロ野球、Jリーグ、トップリーグ、熱気球、エアレース、ヨットレースなど様々な大会の運営をサポートしています。

スポーツ気象Labo

ウェザーニューズが、代表チームやプロチームと取り組んできた「最良の準備をするための気象情報の活用」「試合に勝つための気象情報の活用」や、熱中症の発生リスクを軽減させる暑熱対策の秘訣など、スポーツをする方にとって役立つ情報を公開しています。

MiCATA 大会運営支援版

ウェザーニューズは、これまで多数の国内/国際的スポーツ大会において、大会が安全に運営できるよう気象の側面からサポートを行ってきました。そのノウハウを最大限に利用することができるスポーツの大会運営に特化した気象情報サービスです。

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